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花だより・庭めぐり

春の息吹を感じる頃


春の息吹を感じる頃

   二十四節気の啓蟄(けいちつ)を過ぎ、まだまだ寒さの残る中、一雨ごとに気温が上がり、日差しにも明るさを感じます。
 "春告鳥"の別名を持つウグイスの初鳴きも観測され、本格的な春の訪れが間近となってきました。
花葉の池西側では、山茱萸(さんしゅゆ)が咲き始め、また、様々な種類の椿が各所で咲き続けています。
  茶祖堂では柊南天(ひいらぎなんてん)や馬酔木(あせび)が、鶴舎付近では、阿哲満作(あてつまんさく)の可憐な花が見られます。

●椿(つばき)/ Camellia japonica
【現在の状況】開花中
【場   所】椿園(弓場そば)、慈眼堂周辺等
【花   期】4月上旬まで

園内の弓場のそばにある椿園では桃色の"太郎冠者"、白色の"白玉"などが開花しています。
また、慈眼堂付近をはじめ園内のあちこちで藪椿(やぶつばき)が開花し、静かな早春の風情を漂わせています。

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●阿哲満作(あてつまんさく)/ Hamamelis japonica var. bitchuensis
【現在の状況】開花中
【場   所】鶴舎南側
【花   期】3月中旬まで
 岡山県の阿哲地方で発見されたことからこの名がつきました。学名にある
"bitchuensis"は備中国の意味です。
満作(まんさく)の種類の中でも日本の固有種で、中央部が赤色ではなく黄色である点が特徴です。

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●馬酔木(あせび)/Pieris japonica
【現在の状況】開花中
【場   所】茂松庵、茶祖堂
【花   期】4月中旬頃まで

馬酔木(あせび)の名は、「馬」が葉を食ると、「酔」ったようにふらつくところからついたそうです。
壺型の花が鈴なりになって下向きに咲くのが特徴で、万葉集にも10首が詠まれており、古代から親しまれている花木です。

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●柊南天(ひいらぎなんてん)/Berberis japonica
【現在の状況】開花中
【場   所】鶴舎南側、茶祖堂など
【花   期】3月中旬まで
トゲのある葉の間からのぞく、可愛らしい黄色い花が特徴的です。

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●山茱萸(さんしゅゆ)/Cornus officinalis
【現在の状況】咲き始め
【場   所】花葉の池西側
【花   期】4月上旬まで

見頃になると、黄色い花を枝いっぱいに咲かせます。
秋には、茱萸(ぐみ)のような赤い実をつけます。

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◎梅の開花状況
●梅(うめ)/Prunus mume
【現在の状況】開花中(一部散り始め)
【場   所】梅林
【見   頃】2月上旬~3月上旬

 今は"白加賀""鹿児島紅""枝垂れ梅"など遅咲きの品種が見頃となっています。

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